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アトレチコ&バルサ、優勝争いは最終節の直接対決へ レアルは終戦

[ 2014年5月12日 11:40 ]

<Aマドリード1―1マラガ>勝てば優勝が決まったが…落胆するAマドリードのMFガビ

リーガエスパニョーラ第37節

(5月11日)
 スペイン・リーガエスパニョーラ第37節の8試合が11日に行われ、首位アトレチコ・マドリードと2位バルセロナがともに引き分けたため、優勝争いは勝ち点3差の2チームによる最終節の直接対決に持ち越された。3位レアル・マドリードはセルタに敗れたため、Aマドリードと同5差で優勝の可能性がなくなった。

 ホーム最終戦のAマドリードはマラガ相手に好機を作りだすが、得点を奪えずに前半を0―0で折り返す。後半はさらに攻勢を強めたが、同20分ロングボールの処理をDFが誤ると、FWサンチェスに頭で決められて失点。

 同29分右CKにDFアルデルワイレルトが頭で合わせて追いつくと、終盤には相手DFの退場で数的優位となり、猛攻を仕掛ける。しかし、後半ロスタイムFWロペスのミドルシュートがGKカバジェロにセーブされるなど、最後まで勝ち越し点を奪うことはできずに1―1で引き分けた。

 残り2試合を連勝すると自力優勝のバルセロナは、アウェーで残留争いのエルチェに苦戦。引いて守る相手にサイド攻撃で崩したり、FWメッシ、MFイニエスタらが中央でドリブル突破をしかけるが、ゴールを割ることができずに0―0で引き分けた。

 軽傷ながら不安の残るFWロナウド、DFペペを招集外、MFベイルをベンチスタートとしたRマドリードはアウェーでセルタに0―2で敗れ、優勝争いから脱落した。前半43分DFラモスがボールを奪われ、後半19分にはラモスのGKへのバックパスをカットされて、ともにFWシャルトレに決められた。

 優勝争いは18日バルセロナのホームで行われる直接対決で決まり、Aマドリードは引き分け以上で18季ぶり10度目の優勝が決定。バルセロナは勝てば勝ち点89で並び、当該チーム間の対戦成績で1勝1分けと上回るため、逆転優勝を決めることができる。

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