Ｗ杯で初のｔｏｔｏ販売へ！日本代表戦が対象となるのも初

Ｗ杯でのｔｏｔｏの発売を発表するＪＳＣ・河野理事長

　サッカーくじを運営する日本スポーツ振興センター（ＪＳＣ）は７日、Ｗ杯ブラジル大会の日本戦などを対象としたくじを３１日から販売すると発表した。サッカーくじでＷ杯が対象となるのも、日本代表の試合が対象となるのも初めて。

　１次リーグの勝敗や得点の結果を予想する「トト」などは３回、予想が不要な「ビッグ」なども６月７日から２回販売される。５試合の勝敗を予想する「ミニトト」では日本戦３試合を含むものもある。３試合の得点を予想する「トトゴール３」は決勝トーナメントでも実施する予定で、対象試合は後日発表される。

　ＪＳＣは昨年、初めてイングランドやドイツなど海外リーグ対象のくじも販売。１３年度の総売上額は過去最高の約１０８０億５０００万円だった。しかし勝敗を予想する「トト」の売上は低迷しており注目度の高いＷ杯を起爆剤にしたい考え。ＪＳＣスポーツ振興事業部では「Ｗ杯で予想の楽しさを知って、Ｊリーグでもトトを購入してもらえれば」と話している。