×

J2熊本 債務超過解消へ募金活動 目標3千万円

[ 2014年4月23日 19:04 ]

 J2熊本は23日、来季のクラブライセンス交付条件となる債務超過解消へ、増資と募金活動を実施すると発表した。

 熊本は同日、第10期決算(2013年2月1日~14年1月31日)が1千万円の黒字となったと発表。たとえ14年度が赤字でも、3期連続赤字となる可能性がなくなり、ライセンス交付への条件の一つはクリアした。一方で債務超過は6100万円で、来季のライセンス取得のためには、この夏に行われる14年度決算見込みを対象とした審査までに、債務超過解消のめどをつける必要がある。

 株主総会の後に開かれた記者会見で、熊本の池谷友良社長は、7月末までに第三者割当を中心とした増資によって7千万円、次戦の長崎戦(26日)から開始する「ロアッソ熊本存続支援募金」で3千万円の確保を目指すと表明。「きょうからやれることをすべてしないと、Jリーグの資格を剥奪される。それはあってはいけない」と決意を述べた。

続きを表示

2014年4月23日のニュース