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横浜“3度目の正直”ならず1次L敗退 斎藤意地のミドルも…

[ 2014年4月22日 21:49 ]

<横浜―広州恒大>前半、先制ゴールを許し、肩を落とす横浜の(左から)富沢、GK榎本、中沢ら

ACL1次リーグG組 横浜1―2広州恒大

(4月22日 天河ス)
 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は22日、各地で1次リーグ最終戦が行われ、G組の横浜はアウェーで昨季王者の広州恒大(中国)に1―2で敗戦。2勝1分け3敗の勝ち点7でG組最下位に終わり、3度目の出場で初の決勝トーナメント進出はならなかった。

 J1第8節・柏戦から中2日の強行日程の中、横浜はDF下平とFW藤田に替えてDFドゥトラとFW伊藤を先発メンバーに起用。立ち上がりから斎藤がドリブルで持ち込むなど積極的に仕掛けたが前半11分に先制を許してしまう。右サイドでドゥトラがかわされ、FWガオ・リンのクロスにMFエウケソンが頭で合わせて広州恒大が先制。同38分にはディフェンスラインの裏に抜け出したエウケソンにGK榎本との1対1からループシュートを決められて2点目を許し、0―2で折り返した。

 後半開始からMF兵藤に替えてFW藤田を投入。伊藤との2トップで打開を図ったが、サイドからのクロスは相手DFにはね返され、セットプレーのチャンスも生かせず。終了間際の後半40分、斎藤が右サイドからドリブルで中央に切り込み、左足で強烈なミドルシュートを決めて1点を返したのみに終わった。

 広州恒大は勝ち点を10に積み上げ、G組1位で決勝トーナメントに進出。全北(韓国)は勝ち点8で並んだメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)を得失点差で上回って2位で1次リーグを突破した。

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2014年4月22日のニュース