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警官100人!C大阪 敵地でのACL大一番へピリピリ初練習

[ 2014年4月22日 05:30 ]

警官に取り囲まれたグラウンドで練習するC大阪

ACL1次リーグE組 C大阪―山東魯能

(4月23日 中国・済南)
 大一番へ、敵地は早くも超ピリピリムードだ。C大阪は21日、23日のACL1次リーグ・山東魯能戦(済南)に向けて関西空港発の航空機で中国に入り、到着後は済南市内で練習した。グラウンドには約100人の警官が配置される厳戒態勢。その中で、関係者だけが立ち入れるエリアにビデオカメラを回す不審者が現れるなど、どちらも決勝トーナメント進出の可能性がある一戦へ緊張感が漂ってきた。

 公安当局の指導により、練習が1時間強で打ち切られるなど、アウェーの洗礼を受けるひと幕もあった。「日本が恵まれているだけで、これは当たり前だ」とポポヴィッチ監督。ただ、数日前にも公安当局によって市内中心部から市街地へと急きょホテルの変更を命じられた。試合前後でトラブルに巻き込まれないための処置と見られる。

 紅白戦では主力組が従来の4バックから3バックに変更。山下、染谷、カチャルが最終ラインを形成し、2シャドーには柿谷と長谷川が入る。1トップのフォルランは「かなり気合が入っているよ」と腕をぶした。新布陣で決戦に臨むことが濃厚で、なりふり構わず勝ち点3を奪いにいく。

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2014年4月22日のニュース