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新潟と横浜は痛み分け 日の丸候補・川又&斎藤は得点ならず

[ 2014年4月6日 15:24 ]

<新潟・横浜>前半、シュートを放つ横浜・斎藤(右)

 昨季J1第33節で横浜の優勝を阻止する勝利を挙げた新潟。リーグ2連敗中の横浜は、辛酸を嘗めた因縁深い相手に、08年以降2分4敗の“鬼門”ビッグスワンで雪辱を期する。

 最初のチャンスは新潟。前半7分、左サイド敵陣深くからのクロスに、日本代表候補のFW川又堅碁(24)が相手を背負いながら頭で合わせるもゴールの左へ外す。川又は18分にも敵のパスを奪ってからドリブルで持ち込みシュートを放つなど、積極的に新潟の攻撃をけん引する。

 横浜も代表候補のMF齋藤学(24)や新加入のFW伊藤翔(25)を中心にカウンターから好機を作る。後半23分、伊藤が持ち込み齋藤へパスを送るもペナルティエリア内でパスを選択しシュートが打てず。30分には、味方のスルーパスに抜けた伊藤が右足を強振するもクロスバーを直撃し得点には至らなかった。

 新潟も終盤に猛攻を見せる。33分、左のCKから川又が頭で合わせるが、シュートはバーに当たりゴールならず。終了間際にもMFレオ・シルバ(28)の強烈なミドルシュートがバーを直撃し得点には至らず、試合はスコアレスのまま終了した。

 水曜日に新潟はナビスコ杯、横浜はACLを消化。ともに中3日で行われた連戦の中で、最後まで戦う姿勢を貫くスリリングな展開が続いたものの、両チームはあと一歩のところで勝利を掴むことが出来なかった。次節、新潟はアウェーで鹿島と、横浜はホームで仙台と対戦する。

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