レアル３発先勝！Ｃロナウド“記録ラッシュ弾”で４強入り前進

欧州ＣＬで今季１４点目を決め、雄叫びをあげるＲマドリードのＣ・ロナウド

欧州ＣＬ決勝Ｔ準々決勝第１戦 Ｒマドリード３―０ドルトムント

（4月2日）
　欧州ＣＬ決勝トーナメント準々決勝第１戦は２日に２試合が行われ、１０度目の優勝を狙うレアル・マドリードはホームでドルトムントに３―０で快勝した。ポルトガル代表ＦＷクリスティアーノ・ロナウド（２９）が今季１４点目を挙げ、欧州ＣＬ（前身の欧州チャンピオンズ杯を含む）のシーズン得点記録に並んだ。パリＳＧはホームでチェルシーを３―１で下し、１９季ぶりとなる４強入りに前進した。第２戦は８日に開催される。
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　１２季ぶりの頂点を目指すＲマドリードが４季連続４強に前進した。昨季準決勝で２戦合計３―４で敗れたドルトムントに快勝。アンチェロッティ監督が「３―０という結果は精神的にも大きい」と評価したダメ押しの３点目を決めたのはＣ・ロナウドだった。後半１２分に冷静に相手ＧＫをかわし、左足で流し込んだ。

　エースにとってＣＬ通算１００試合出場の節目は記録ラッシュとなった。今季得点数を１４に伸ばし、６２～６３年のアルタフィーニ（ＡＣミラン）と１１～１２年のメッシ（バルセロナ）に並ぶシーズン最多記録。またレアルでのＣＬ通算得点を４９とし、クラブ記録を持つ名選手ディステファノに肩を並べた。ポルトガル代表戦を含めた連続試合得点も１１試合まで伸ばした。

　左膝に違和感を抱えながら先発し、後半３５分に退いた。それでも指揮官は「痛みがあったので交代させたが、心配はないと思う」と説明。１３年の世界最優秀選手「ＦＩＦＡバロンドール」に輝いたエースが得点を重ねて記録を伸ばすほど、最多優勝を誇る名門は復活Ｖに近づくことになる。