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リトルなでしこ U17女子W杯2大会ぶり4強!

[ 2014年3月29日 05:30 ]

〈日本・メキシコ〉前半、先制点を決める長谷川(右)

U17女子W杯・準々決勝 日本2―0メキシコ

(3月27日 コスタリカ・リベリア)
 サッカーのU―17女子W杯は27日、コスタリカのリベリアなどで準々決勝4試合が行われ、1次リーグC組1位の日本はD組2位のメキシコを2―0で下し、準優勝した2010年大会以来2大会ぶりの4強入りを果たした。31日午後5時(日本時間4月1日午前8時)からの準決勝でA組1位のベネズエラと対戦する。準決勝のもう1試合はイタリアとスペインの顔合わせに決まった。

 前回12年大会で越えられなかった準々決勝を突破。日本の女性指揮官として初めて年代別W杯に臨む高倉監督は「1つ上のステージにいけたのは良かった」とうなずいた。強風で思うようにパスはつなげなかったが、シュート28本、ボール支配率68%と、技術の高さでメキシコを圧倒した。前半12分、こぼれ球に長谷川(日テレ)が詰めて先制。前半終了間際には長谷川のPKを相手GKがはじいたところを主将の杉田(藤枝順心高)が決めた。2人は前回大会も経験した主力。ここまでの4試合で17得点、無失点だが、長谷川は逸機の連続だった後半を反省し「準決勝は1点が重くなる」と表情を引き締めた。

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2014年3月29日のニュース