徳島　遠い１点…史上２チーム目の開幕から４戦連続零敗

＜徳島・柏＞サポーターにあいさつする徳島イレブン

Ｊ１第４節 徳島０―２柏

（3月23日 鳴門大塚）
　１点が遠い。徳島のＪ１で開幕から４試合連続零敗は９４年の名古屋以来２度目の不名誉。それでも小林監督は「守備が安定してきたし、チャンスもつくれた」と力を込めた。

　自陣に押し込まれる展開が続いた前半を初めて無失点でしのぐと、後半に２度の得点機。決定力を欠いて３２分に先制されると、４０分に２点目を奪われたが、斉藤主将も「今まで３戦とは違い、粘り強く戦えた。シュートやクロスで終わる場面も増えた」と手応えを口にした。柏ＭＦの兄レアンドロ・ドミンゲスとの兄弟対決には敗れたクレイトン・ドミンゲスも「チャンスをつくれた場面もあった」と前向きだった。