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村田 鬼門突破弾だ!古巣セレッソへの“恩返し”意気込む

[ 2014年3月15日 05:30 ]

古巣・C大阪との対戦に燃える清水MF村田

 清水は15日、アウェーでC大阪と対戦する。11~12年までC大阪に在籍していたMF村田和哉(25)は、途中出場が濃厚。古巣との一戦でゴールを決め、98年8月1日以来16年間白星のない“鬼門”を突破する。

 特別な一戦を前に、自然と気持ちは高ぶっていた。古巣のC大阪とヤンマースタジアム長居で対決。三保グラウンドでの最終調整を終えた村田は、力強く意気込みを口にした。

 「長居は思い出深い場所だし、セレッソには本当に感謝している。いいプレーをすることが、セレッソへの恩返しになると思います」

 11~12年に在籍したC大阪は、プロとしてのキャリアをスタートさせたクラブ。日本代表FW柿谷、MF山口らは現在も連絡を取り合う“盟友”だ。昨季のアウェーC大阪戦は金鳥スタジアムで行われたため、ヤンマー長居は12年以来2年ぶりの“凱旋”。大体大時代の08年、総理大臣杯で日本一に輝いたスタジアムでもあり「いいイメージはありますよ」と自信を見せる。

 ウルグアイ代表FWフォルランが新加入したC大阪の攻撃陣はリーグ屈指。フォルラン以外にも好選手がそろっているが「セレッソの弱点はサイド。両サイドバックが上がったところを突けばチャンスになる」と分析。持ち味のスピード感あふれるドリブルでサイドから仕掛けて、攻撃にアクセントを加えるつもりだ。

 ここまでC大阪は公式戦4試合で1勝1分け2敗。ACLによる過密日程の影響で調子が上がっていない今こそ、アウェーで勝てないジンクスを破るチャンスだ。「お客さんもいっぱい来るから、いいサッカーをすれば注目される。自分の力で歴史を変えられたら最高ですね」。自らのゴールで、古巣に一泡吹かせてみせる。

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2014年3月15日のニュース