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【試合詳細】GK山根痛恨ミスから失点も…宮間FK弾で救った

[ 2014年3月5日 23:38 ]

<日本―米国>後半、同点のFKを決め、大野(左)、上尾野辺(右)に祝福される宮間

 サッカー女子の国際親善大会アルガルベ杯が5日、ポルトガルで開幕し、なでしこジャパンは1次リーグ初戦で12年ロンドン五輪優勝の米国代表と対戦し、1―1で引き分けた。

 なでしこジャパンはGKに身長1メートル87の23歳・山根を起用。前日の紅白戦で控え組だったベテラン澤も阪口とのダブルボランチで先発メンバーに名を連ね、大野と大儀見が2トップに入った。米国は、日本を2―1で下したロンドン五輪決勝のメンバーからGKソロ、MFロイド、ラピノーが先発に名を連ねた。

 日本は前半2分、ゴール前のこぼれ球をMFラピーノに押し込まれたが、これはオフサイドの判定。同7分にはFW大野がドリブルからシュートを放ったが、相手に当たってGKにキャッチされた。その後も米国の攻撃をしのぐ展開が続いたが、前半は0―0で折り返した。

 後半も米国が主導権を握る展開が続き、GK山根は4分にカウンターからのシュートを好セーブするなど奮闘していたが、同14分に痛恨のミスから先制点を献上。熊谷からバックパスを受けてキックしようとするもプレスをかけたFWルルーの左足に当たってしまい、ボールはゴールへ転がり込んだ。

 1点を追う日本は同37分、MF宮間のセットプレーで同点。中央25メートルの位置から直接ゴールを狙うと、ボールはゴール前で変化しGKの手を弾いてゴール右に吸い込まれた。

 ロスタイムには岩渕のクロスに宇津木が飛び込む場面もあったが、シュートはタイミングが合わず。試合は1―1で終了し、日本は14年初戦で強敵と勝ち点1を分け合った。

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2014年3月5日のニュース