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ギリシャ代表勢が躍動 マンUに完勝「喜びを隠し切れない」

[ 2014年2月26日 13:00 ]

<オリンピアコス2―0マンチェスターU>鮮やかなミドルシュートを決めたオリンピアコスの21歳MFキャンベル

欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 オリンピアコス2―0マンチェスター・ユナイテッド

(2月25日 ピレウス)
 戦術に選手個々のプレー、モチベーションを含めてオリンピアコスが上回っていた。ギリシャ勢としてマンチェスター・ユナイテッドに初めて土をつけたスペイン人のミチェル監督は「喜びを隠し切れない」と胸を張った。

 前線からのプレスが効果的で、W杯で日本と対戦するギリシャ代表勢が躍動。MFマニアティスが中盤を引き締め、DFマノラスがオランダ代表FWファンペルシーを封じ込めた。

 1点リードで前半を折り返すと、アーセナル(イングランド)から期限付きで加入している21歳MFキャンベルの鮮やかなミドルシュートで加点。その後は交代枠をうまく使った采配で、相手を寄せ付けなかった。

 現役時代はスペイン代表で21得点を挙げるなど、レアル・マドリードの“レジェンド”の一人でもある指揮官は「この試合に向け、長い時間をかけてひそかに練習をしてきた」と満足そうだった。しかし、15年ぶりとなる欧州CL8強進出をかけた第2戦に向けては「気持ちを切り替えなければならない。ユナイテッドもホームでは違う姿を見せるはず」と気を引き締めた。

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