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ゼニト、冬季中断が影響 指揮官4失点にあきれ顔「笑えるようなミス」

[ 2014年2月26日 11:54 ]

<ゼニト2―4ドルトムント>素早いプレスに追い込まれるゼニトのMFビッツェル(中)

欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 ゼニト2―4ドルトムント

(2月25日 サンクトペテルブルク)
 ロシアの国内リーグの冬季中断で、ゼニトは試合勘が不足していた。個々の局面で判断の遅さが目立ち、ドルトムントの素早いプレスと高速カウンターについていけなかった。

 立ち上がりからミスが続くと、前半4、5分と連続失点。スパレッティ監督が「序盤の2失点が大きく影響した」と語るように、その後は攻撃が空回りでFWフッキら個人頼みとなる。

 後半13分に1点を返すが、3分後に失点。同24分にPKで再び1点差に迫って勢いに乗るかと思われたが、わずか2分後ボールを簡単に失うとカウンターからあっさりと決められる。

 イタリア人指揮官は「笑えるようなミスがあれほど続けば、大変なしっぺ返しを受けるのは当たり前」とあきれ顔。PKでチームの2点目を決めたブラジル代表フッキが、直後に4点目を許した守備陣に怒りをあらわにするなど後味も悪かった。

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2014年2月26日のニュース