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FC東京DF椋原 昨季の悔しさバネ、サイドバック争い割って入る

[ 2014年2月25日 14:12 ]

 FC東京は25日、午前練習でシュート練習やフィジカル中心のメニューをこなし、DF椋原健太(24)は去年の悔しさをバネに今シーズンでさらなる成長を目指すことを誓った。

 昨シーズンは期限付き移籍によりC大阪でプレー。だが、相次ぐケガに泣かされリーグ戦はわずか4試合の出場に終わり「悔しい思いをした」と言う。それでも「12歳からFC東京にいて、去年初めて違うクラブでやれていろんな違いも見られたし楽しかった」と新たな発見もあったようで、サイドバックは太田、徳永、松田陸ら強力なライバルが多い中、昨年の経験を生かして激しいポジション争いに食い込むつもりだ。
  
 また大卒新人のGK圍(かこい)謙太朗(23)は、夏までにJデビューを果たすことを目標に掲げた。桃山学院大から加入した期待の大型GKは自らも「何を言われてもまったく気にしない」と話すように、何事にも動じない強いメンタルが持ち味。複数のJクラブが獲得に乗り上げた中、日本代表GK権田ら強者揃いのGKが所属するFC東京を選んだのも「代表を目指すなら、高いレベルの選手と戦わないといけないから」だったと言う。

 ただ、ともに練習することで「権田さんは自分のことをしっかり理解している。体の使い方も上手い」と現時点ではその差を肌で感じている。それでも「下積みですけど、毎日のトレーニングをしっかり積んで、夏までに結果が何とか出したいです」と、静かに闘志を燃やした。

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2014年2月25日のニュース