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雪降って結束固まった!日テレ、東名高速で19時間立ち往生も…

[ 2014年2月16日 13:25 ]

日テレ・ベレーザの小林弥生

 なでしこリーグの強豪で、DF岩清水梓(27)やMF阪口夢穂(26)らなでしこジャパンや各年代の代表を多数抱える日テレ・ベレーザが、日本列島を襲った記録的大雪に巻き込まれ、東名高速道路などで19時間立ち往生していたことが分かった。元なでしこジャパンで、チーム最年長のMF小林弥生(32)が15日深夜に更新した自身のブログで伝えている。 

 日テレは静岡のJステップでミニキャンプと練習試合を行うため、14日に東京・稲城市にあるクラブハウスをバスで出発。だが、積雪による東名高速道路の大渋滞に巻き込まれ、「14日18時過ぎから止まり、動いたのは15日13時」と長時間の立ち往生となり、「さらに一般道でも足止め」を余儀なくされたという。仕方なく静岡行きを諦めて戻ることにした後も動くに動けず、「最後は動かないバスの中で判断し1番近い駅まで歩きました」とし、結局、クラブハウスを出てから「27、8時間バスの中で過ごしました」ととんだ災難を振り返った。 

 だが、ボランチからFWまでこなす欠かせない戦力であることに加えて、優しいお姉さんとしても知られる小林はめげてはいない。「予定していた練習と練習試合もできなかったけど結束がかたくなったのは事実です。みんなたくましくなりました」とつづり、このアクシデントをプラスに転じる意欲充分。リーグ戦では2010年の日テレ優勝後、昨季までINAC神戸に3連覇を許しているが、“雪降って結束固まった”日テレの4年ぶりリーグ制覇なるか注目だ。

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2014年2月16日のニュース