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G大阪 攻撃陣の連係不足露呈…開幕へ修正あるのみ!

[ 2014年2月16日 05:30 ]

甲府との練習試合で無得点に終わったG大阪FW宇佐美(中央)

 G大阪はキャンプ最終日の15日、宮崎・綾町で甲府と45分×4本の練習試合を行い、3―2で勝った。ただ、主力組が出場した1、2本目は0―1。3月1日の開幕・浦和戦(万博)に向けて不安を残した。

 課題が露呈した。5バック気味に守る甲府を相手に、圧倒的にボールを支配しながら決定的なチャンスがつくれない。練習試合4試合でノーゴールのFW宇佐美は「連係がまだまだ。縦に入っての1タッチプレーとかアイデアを出さないといけない」と反省。日本代表MF遠藤は「あまりうまくいかなかった。これから精度を上げていきたい。ただ、良い練習ができた充実したキャンプだったし、特に心配はしていない」と前を向いた。

 長谷川監督は「ボールを動かすイメージがなかった」と攻撃には不満を漏らしたものの、宮崎での3試合を通じて安定していた守備陣に関しては「意識は高まった」と評価。新加入のFWリンスとDF米倉に初ゴールが生まれるなど好材料もあった。課題と収穫を手にした宮崎キャンプを打ち上げ、大阪に戻ってからの2週間で、チケットが完売した浦和戦に向けて修正を図る。

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2014年2月16日のニュース