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達也 今季初実戦で2発!1アシストも記録し7発大勝けん引

[ 2014年2月9日 05:30 ]

今季初の練習試合に出場した田中達は60分間出場し2ゴール1アシストと活躍

 新潟は高知キャンプ第7日の8日、高知市春野総合運動公園陸上競技場で高知大と練習試合(30分×4本)を行い、7―1で勝利した。今季練習試合初出場のFW田中達也(31)は3本目から出場し、計60分のプレーで2ゴール1アシスト。激しいFWのポジション争いの中、好調をアピールした。

 3本目から出場した田中達は14分、前線に上がったMF小泉からのパスを受け、DFを引きつけながら右足で“今季初ゴール”を決めた。4本目の3分には、ゴール前に抜け出したFW鈴木の絶妙なタイミングのパスを流し込む。さらに24分にMFホージェルのゴールをアシストした。

 60分で2ゴール1アシストの活躍だったが「もっと決められるチャンスはあった」と貪欲に話す。1月の沼津キャンプは「じっくりやらせたい」と、コンディションを優先する柳下監督の方針で練習試合の出場を回避。「監督が決めたこと」と気持ちを切り替えて前向きに取り組んだ。「まだ上げていかないといけないと思う。でも、きょうは疲労がたまっている中でも60分、出られたことが良かった」と手応えも感じたようだ。

 昨年、新潟に新加入した時は筋力バランスが整わず、高知キャンプでは別メニュー調整が多かった。練習試合での初ゴールも、清水で行った3次キャンプのソニー仙台戦(2月21日)だった。それだけに、今季はいかに順調に仕上がっているかが分かる。

 柳下監督もコンディションについては「疲れが抜け切れていないから、まだだね」と言うものの「気にする必要はない。疲れが抜ければ楽になるはずだから」とベテランFWの動き自体には合格点を出している。

 田中達自身も「キャンプではフィジカルを上げていくことがメーンなので、疲労が抜けたときにどうなっているのか楽しみ」と期待を膨らませている。高知キャンプは残り1週間。田中達はキャンプ最終日にきっちり合わせるつもりだ。

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2014年2月9日のニュース