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川島“W杯前哨戦”を完封で制す 相手はコートジボワールGK

[ 2014年1月26日 05:30 ]

<ロケレン・Sリエージュ>後半、セーブする川島(共同)

ベルギーリーグ第23節 Sリエージュ1―0ロケレン

(1月24日)
 Sリエージュの日本代表GK川島がW杯の前哨戦を制した。敵地で対戦したロケレンのGKバリはW杯ブラジル大会1次リーグで対戦するコートジボワールの正GK。フル出場したザックジャパンの守護神は、好守を見せて年明けから2試合連続完封勝利に貢献した。

 後半19分にはエリア内で強烈なシュートを浴びたが、川島は右手を伸ばして好セーブ。「ぎりぎりのボールを捕るか捕らないかの判断とか、リスクを回避するとかの質を高めていきたい。質が高いゲームになればなるほど一つの判断がゲームの流れを変える」。そう話す通り、クロスに対しても抜群の判断で飛び出してクリアするなど安定したプレーを披露した。

 首位を走るSリエージュの守護神に相手GKも目を丸くした。コートジボワールのバリは日本で知っている選手の名前に「本田」を挙げながら、川島についても「とても良いGK。常に冷静でグループのために努力している」と絶賛した。

 バリに関し「フィールドで(直接)対峙(たいじ)する選手じゃないですけど、情報はあれば良い形で生かせるかな」と川島。勝ち点3だけではなく5カ月後のW杯に向けても収穫を手にした。

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2014年1月26日のニュース