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ザック監督 伊紙インタビューで本田をベタ褒め「彼はスターだ」

[ 2014年1月6日 05:31 ]

ミランでの本田の成功に太鼓判を押した日本代表のザッケローニ監督

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)がACミランに加入する本田の成功に太鼓判を押した。5日付のガゼッタ・デロ・スポルト紙は見開き2ページにわたって本田を特集。独占インタビューに応じた日本代表の指揮官は「私にとって本田はトッププレーヤー」と日本のエースが名門ミランにふさわしい選手であることを強調した。

 通常は特定の個人についてあまり語らないザッケローニ監督だが、今回は賛辞を並べた。

 「(ミランにとって)間違いなく良い補強だ。ケイスケならもっと早く重要なリーグに移籍してもおかしくなかった。力強さ、テクニック、運動量のほか強いパーソナリティーを持っている」と強調。さらに「ミランのようなクラブでは、たとえマラドーナのような技術を持っていても強いパーソナリティーがなければ長くはいられない。(本田は)言葉を発する時、決して普通のことは言わない。まさにスターだ」と続けた。

 ミランのアッレグリ監督は本田をクリスマスツリーと呼ばれる4―3―2―1システムの2列目の右で起用する見通し。日本代表で4―2―3―1のトップ下で本田を起用するザッケローニ監督はポジションについても言及し「アッレグリは正しい。(2列目で)カカーと一緒にプレーができる。日本人はポリバレント(多様)な性質を持っている。セリエAで戦術面でさらに洗練されるだろう」と指摘した。

 またイタリアでは一足先にビッグクラブのマンチェスターUに移籍した香川の方が本田よりテクニシャンという評価もある中、指揮官は「日本では本田は香川同様にスター。本田の方が年齢的に上で、より経験豊富。ミランでもチームに貢献するだろう」と力を込めた。

 ACミランのガリアーニ会長は本田獲得に際してザッケローニ監督の推薦があったことを認めており、本田は日の丸指揮官の評価が正しいことを証明するためにも、ピッチの上で結果が求められる。

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2014年1月6日のニュース