柏　水戸から輪湖を獲得…下部組織育ちで“初恋”成就「やっとスタートライン」

　Ｊ１柏は２８日、Ｊ２水戸からＤＦ輪湖直樹（２４）を完全移籍で獲得したと発表した。

　茨城県出身の輪湖は小、中、高と柏の下部組織で育ち、２００８年に当時Ｊ２の甲府入り。１０年からＪ２徳島、１１年からＪ２水戸でプレーしていた。

　Ｊ２通算成績は１１６試合２得点で、来季はプロ７年目にして自身初のＪ１でプレーすることになる。

　輪湖は７年ぶりに“復帰”する柏を通じ、「日立台のピッチで黄色いユニホームを着てプレーすることを小学４年生の頃から夢見て目標にしてきました。やっとスタートラインに立てたと思っています。自分を信じてくれている人、応援してくれている人のためにも頑張ります。応援よろしくお願いします」とコメント。

　水戸を通じては、「正直プレイヤーとして最高の出来だったとは言えない２年間でした。すごく悩んだ時期もありチームに迷惑をかけた試合もありました。でもそんなときにいろいろな方がサポートしてくださりそのおかげで成長でき、今の自分があります。水戸にきてよかったです。２年間ありがとうございました」と談話を発表した。