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新潟、悲願の初優勝ならず…2得点のマッカーティーら大粒の涙

[ 2013年12月23日 18:20 ]

皇后杯第35回全日本女子サッカー選手権決勝 新潟2―2(PK4―3)INAC神戸

(12月23日 NACK)
 新潟はFWマッカーティーが2ゴールを決めるなど女王のINAC神戸に食い下がったが、善戦及ばず惜敗となった。

 ともに準決勝から中1日。互いに疲労を抱える中で、先制点を奪ったのは初優勝を目指した新潟だった。

 前半42分、マッカーティーが強じんなフィジカルを生かして相手のボールを奪い、ドリブルで独走。ゴール前で相手選手の股下を抜き、左足で先制ゴールを決めると、1―2と逆転を許して迎えた延長後半6分には、左から大きく展開されたボールを最後は右足で決める同点弾。マッカーティーはPK戦も第2キッカーとして右足で中央に決めたが、第3キッカーの山崎が蹴ったボールが相手GK海堀にセーブされると、第4キッカーの斎藤は左ポストに当てて連続失敗。つかみかけた優勝にまたしても手が届かなかった。

 だが、初めて進出した2年前の決勝で0―3と大敗を喫したINAC神戸と120分間互角に戦った。マッカーティーら選手たちの頬には大粒の涙が伝ったが、手にした自信はきっと2014年につながるはずだ。

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2013年12月23日のニュース