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鳥栖、クラブ史上初の4強!延長前半に丹羽先制弾、水沼がトドメ

[ 2013年12月22日 17:38 ]

<鳥栖・川崎F>延長後半、2点目のゴールを決め、豊田(右)と喜ぶ鳥栖・水沼

天皇杯準々決勝 鳥栖2―0川崎F

(12月22日 ベアスタ)
 リーグ戦12位の鳥栖は、ホームで同3位の川崎Fと対戦し、延長の末に2―0で勝利。クラブ史上初の4強入りを果たした。

 26点で得点王を獲得したFW大久保を擁して、4連勝でリーグ戦を終えた川崎F。対する鳥栖は、20得点を挙げたFW豊田の活躍もあって、4連勝含む5戦負け無し。強力なエースを持つ好調な両チームの一戦。

 前半は、ホームの声援を受けた鳥栖がペースを握る。川崎Fのシュート2本に対し、8本とシュート数で圧倒。それでも得点には至らず、0―0のまま折り返す。

 鳥栖は、後半も立ち上がりから攻勢に出るも得点を挙げることが出来ない。川崎Fも徐々にペースを掴み、44分にはDF田中がCKからシュートを放つも枠を捉えず。

 中盤での激しいボールの奪い合いから、互いに決定的なシュートを打つには至らず0―0のまま延長へ。この結果、準々決勝4試合すべてが延長に突入した。

 延長前半10分、ついに均衡が破れる。MF高橋が左サイドから中央へパスを出すと、MF藤田がつないで右サイドのDF丹羽へ。ボールを受けた丹羽がエリア内右から冷静にシュートを決めた。さらに同後半7分、カウンターからMF水沼が決めて2―0となり、勝利を確実なものにした。

 鳥栖は、29日(日)の準決勝でリーグ戦2位の横浜と対戦する。

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2013年12月22日のニュース