×

横浜、神奈川ダービーで零敗…9年ぶりVならず

[ 2013年12月7日 17:26 ]

J1最終節 横浜0―1川崎F

(12月7日 等々力)
 首位で最終節を迎えた横浜だったが、アウェーで川崎Fに0―1で敗戦。勝ち点を62から伸ばせず、鹿島を2―0で下して勝ち点63とした広島に抜かれて、2004年以来9年ぶりのリーグ制覇を逃した。川崎Fは勝ち点を60に積み上げて3位となり、4季ぶりのACL出場権を獲得した。

 横浜は序盤、MF中村のロングボールからDF小林がペナルティーエリアに抜け出してゴールに迫ったが、川崎Fの体を張ったディフェンスに阻まれて得点ならず。その後は逆に川崎Fが優位に試合を進めたが、MFレナトのFKがクロスバーを叩くなどフィニッシュの精度を欠き、0―0で前半を終えた。

 試合が動いたのは後半9分。川崎Fがカウンターから素早く前線にボールを運び、中村のクロスから大久保がシュート。GK榎本が飛び出していったんは防いだが、こぼれ球をつながれ、最後はレナトに左足で押し込まれて先制点を許した。

 横浜は同30分には絶好の位置でFKを得て中村が直接ゴールを狙ったが、GKにキャッチされ得点ならず。37分には自陣からのDF栗原のロングボールにマルキーニョスが反応、裏に抜け出して左足でシュートを放つも、惜しくもサイドネットに阻まれた。ロスタイムにもマルキーニョス、中村が絶好のチャンスを迎えたが、最後まで得点を奪うことができず、0―1で試合終了。ラスト2節の連敗で、手に届きかけた栄冠を逃すことになった。

続きを表示

2013年12月7日のニュース