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日本サポーターは苦戦?都市基盤貧弱な3都市、移動に苦労も

[ 2013年12月7日 08:44 ]

サッカーW杯ブラジル大会の抽選会を終え、各国代表監督と記念撮影に臨むザッケローニ監督(中央)

2014年W杯ブラジル大会1次リーグ組み合わせ抽選

(12月6日 ブラジル・コスタドサウイペ)
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会の1次リーグで日本が試合を行う3都市はいずれも高温多湿で知られる。都市基盤は開催12都市で特に貧弱で、観客は競技場への行き帰りで多くの苦労を強いられそうだ。

 日本の初戦となる北東部レシフェでは、ことし6月のコンフェデ杯でイタリアと対戦した。海辺にホテルが並ぶリゾート都市だが、中心部から遠い競技場へは電車とバスを乗り継ぐ必要がある。ポルトガル語の案内表示しかなく、多くの外国人客が混乱した。

 第2戦の北東部ナタルも海岸に面したリゾート。スキー場のような砂丘が有名で、多くのブラジル人観光客でにぎわう。漁村が多く、リゾートホテル地域以外の開発は進んでいない。

 中西部クイアバは世界最大の湿地で世界遺産のパンタナルへの玄関口として知られる。観光客の多くは素通りしてパンタナルに泊まるため、ホテルが少なく、宿泊先確保に苦労しそうだ。(共同)

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2013年12月7日のニュース