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元ドイツ代表クリンスマン監督率いる米国 独と同組に

[ 2013年12月7日 05:40 ]

2006年W杯ドイツ大会で3位となり肩を組むクリンスマン監督(左)とレーブコーチ、

ブラジルW杯1次L組み合わせ抽選会

(12月6日 ブラジル・コスタドサウイペ)
 サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の1次リーグの組み合わせを決める抽選会が行われ、G組にドイツ、ポルトガル、ガーナ、米国が入った。

 米国を率いるのは元ドイツ代表のクリンスマン監督。選手としては90年イタリア大会でドイツ(当時は西ドイツ)3度目の優勝に貢献。06年ドイツ大会では指揮官として3位に導いた。それだけに「ドイツと当たるのだけは嫌だと思っていた」と戸惑いを隠せない。だが「こうした信じられないようなストーリーはつきものだ」とフィールドのドラマを見続けてきた49歳はコメントする。

 ドイツのレーブ監督は、かつてクリンスマン監督の下でコーチを務めている。「2010年W杯で同組だったガーナ、12年の欧州選手権で同じ組だったポルトガル、それにクリンスマン監督が率いる米国と、知っている相手ばかり。特に米国と同組になったのは特別なことだと思う」と表現した。

 06年から指揮をとるレーブ監督は、経験豊富なベテランよりも若手を積極的に起用。同監督体制下で代表ダビューを果たした選手は57人に上る。中盤の底でチームを支えてきたケディラ(レアル・マドリード)が今季絶望のケガを負い、本大会出場は微妙な状況となっているがクロース(バイエルンM)、ギュンドアン(ドルトムント)などの若手が順調に成長しており、大きな問題はない。

 米国とドイツは、ともに3試合目となる6月26日にレシフェで対戦する。

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2013年12月7日のニュース