Ｗ杯Ｖ賞金　史上最高３５億円　日韓大会の約４・６倍に

Ｗ杯ブラジル大会マスコットのフレッコ

　ＦＩＦＡは５日、１４年Ｗ杯ブラジル大会での優勝賞金が史上最高の３５００万ドル（約３５億７４００万円）になると発表した。前回の１０年南アフリカ大会から５００万ドル（約５億１０００万円）アップ。７５９万ドル（約７億７４００万円）だった０２年日韓大会からは約４・６倍に膨れ上がった。放送権やスポンサーからの収入増により賞金総額も５億７６００万ドル（約５８６億円）となり、前回大会の同総額４億２０００万ドル（４２９億７００万円）から３７％の大幅増となった。

　準優勝国には２５００万ドル（２５億５３００万円）が支払われ、３位は２２００万ドル（２２億４７００万円）、４位は２０００万ドル（２０億４３００万円）、８強は１４００万ドル（１４億３０００万円）、１６強は９００万ドル（９億１９００万円）となる。１次リーグ敗退でも８００万ドル（８億１７００万円）を得る。

　また参加３２カ国には準備金として１５０万ドル（１億５３００万円）が与えられる。日本代表が初優勝すれば手にする総額は破格の３６５０万ドル（３７億２９００万円）。「Ｗ杯で優勝」と公言するＭＦ本田らにとって格好のモチベーションアップにつながりそうだ。