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第2戦は堅守のギリシャ戦 サントス監督「日本は強いチーム」

[ 2013年12月7日 02:07 ]

 サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の1次リーグの組み合わせを決める抽選会が6日、同国北東部のコスタドサウイペで行われ、日本はC組に入り、第2戦の6月19日、ギリシャとナタルで対戦することが決まった。

 ギリシャはFIFAランク12位。W杯は2大会連続3度目の出場になる。サントス監督は、抽選会後「組み合わせには満足している。日本は強いチームだと思う。イングランドやドイツやイタリアでプレーしている選手たちがいることも知っているが、これから研究していく」と語った。

 ギリシャ欧州予選2位となりプレーオフに回ったが、首位ボスニア・ヘルツェゴビナと同勝点の25を稼いだ。総失点もわずかに4、10戦中8試合を完封した堅守は驚異だ。ルーマニアとのプレーオフでは、ストライカーのミトログル(オリンピアコス)が2戦で3得点と大爆発し、チームの救世主となった。

 04年の欧州選手権優勝メンバーのMFカラグーニス(フルハム)は36歳となった今でも司令塔として健在。体力の衰えは隠せないが、高度なテクニックと正確なミドルで相手ゴールを脅かす。全体的にベテラン勢中心の構成のため、高い位置からはプレスをかけず、DFラインを低く設定。危険なゾーンに入ってきたときに激しいプレスをかけ、カウンターを狙う省エネスタイル。巧みな試合運びでワンチャンスを確実にものに出来れば、ビッグサプライズを起こすことも可能だ。

 日本は攻撃陣が、どうやってギリシャの堅守を崩すかがカギとなりそうだ。

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2013年12月7日のニュース