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吉田 リーグ戦初出場も失点に絡みガックリ 指揮官「高い代償」

[ 2013年12月5日 11:11 ]

<サウサンプトン2―3アストンビラ>リーグ戦初出場を果たすも、失点に絡むなど活躍できなかったDF吉田

プレミアリーグ第14節 サウザンプトン2―3アストンビラ

(12月4日 サウザンプトン)
 今季初のリーグ戦出場を果たして、「待ち望んでいたチャンス」と意気込んだ吉田だったが、相手の先制点に絡んでチームも敗れ「結果がついてこなかったのが残念」と落胆を隠せなかった。

 ボールを支配し主導権を握っていたが、前半15分カウンターからFWアグボンラホールのドリブルに対して、不用意なタックルを仕掛けて、簡単に背後への突破を許した。先制弾を許し「もったいないミス。状況判断が非常に大事になってくる。自分に足りない部分」と反省した。その後はまずまずのプレーを見せただけに、余計に悔いが残る瞬間になった。

 堅守で開幕ダッシュに成功したチームだったが、ここ3試合で8失点。3連敗で一時は2位だった順位は、8位まで落ちた。守備のてこ入れで吉田を起用したポチェッティーノ監督だったが「いくつかミスがあり、高い代償を支払わされてしまった」と守備の甘さを嘆いた。

 「数カ月我慢してきた」という末に得た好機を生かせなかったが、日本代表DFは「一歩踏み出した。ここからまたアピールしていかなければ」と前向きな姿勢も忘れなかった。

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2013年12月5日のニュース