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来季J3 町田ゼルビア 相馬直樹氏の監督就任を発表 4年ぶり復帰

[ 2013年12月5日 10:44 ]

町田ゼルビアの新監督に決まった相馬直樹氏

 来季J3に参加するJFLの町田ゼルビアは5日、元日本代表DFで、2010年に監督を務めた相馬直樹氏(42)の新監督就任が決まったと発表した。

 静岡県清水市(現静岡市)出身の相馬氏は清水東高、早稲田大を経て1994年鹿島に入団。その後、東京V、川崎Fでもプレーした。1998年には日本が悲願の初出場を果たしたワールドカップ(W杯)フランス大会に出場。日本代表としては主に左サイドバックとして国際Aマッチ58試合に出場し、4得点をマークしている。

 2005年に現役を引退後、10年にはJFL町田の監督に就任。チームをいきなり3位の好成績に導き、翌11年には古巣である川崎Fの指揮を執った。だが、結果が残せず、12年4月に監督を解任。今季はJ2山形でヘッドコーチを務めていた。

 4年ぶりに町田の指揮を執ることになった相馬氏はクラブを通じ、「監督として最初のキャリアとなったチームで、もう一度、指揮を執れるということは、本当に嬉しく、光栄です。懐かしいという気持ちがある一方、チームはこの数年間で成長されていることと思います。私としましては、また一つ新しい気持ちで挑戦したいと考えております。J2昇格ということを目標にやっていきますが、試合を観戦に来ていただいた方が、また次も観に行きたいと思ってもらえるようなサッカーを披露したいと思っております。ファン・サポーターの皆様に愛されるチーム作りをしていきたいと思いますので、ぜひ一緒に戦ってください。宜しくお願いいたします」とコメント。

 町田は昨季JFLからJ2に昇格を果たしたが、1年でJFLに再降格。今季は元日本代表DF秋田豊氏(43)が指揮を執ったが、成績不振により6月に解任された。以降は楠瀬直木監督代行(49)が指揮を執り、1年でのJ2復帰を目指したが、4位に終わり、来季は新たにスタートするJ3への参加が決まっている。

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2013年12月5日のニュース