チェルシー大儀見　移籍後初得点に笑顔「大きな変化に」

シドニー戦の後半、相手ＧＫをかわし決勝ゴールを決めるチェルシー・大儀見（右）

国際女子クラブ選手権準決勝 チェルシー３―２シドニーＦＣ

（12月4日 カンスタ）
　チェルシーのＦＷ大儀見が輝きを放った。主将を任された大会の初戦で貴重な３点目を決め「日本で（移籍後）初ゴールを決められたのは自分にとって大きな変化になると思う」と表情を緩めた。２―０の後半１２分、ＧＫを冷静にかわして右足で流し込んだ。
【国際女子クラブ選手権】

　２点目も自身のＦＫから生まれた。ピッチ外ではピアノの腕前を披露して若手をリラックスさせるなど精神面でもチームを引っ張る。なでしこの主力がそろうＩＮＡＣ神戸戦へ「いろいろ対策を練りたい」と不敵な笑みを浮かべた。