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INAC 川澄弾で快勝!決勝で大儀見チェルシーと激突

[ 2013年12月5日 05:30 ]

コロコロ戦の前半、2点目のゴールを決めるINAC神戸・川澄

 国際女子クラブ選手権、昨年準優勝でなでしこリーグ覇者のINAC神戸は準決勝でコロコロ(チリ)に3―0で快勝した。チェルシー(イングランド)はFW大儀見が3点目を決めるなどしてシドニーFC(オーストラリア)を3―2で振り切った。決勝は8日に東京・味の素フィールド西が丘で行われる。

【国際女子クラブ選手権】

 初優勝を狙うINAC神戸が南米の強豪を一蹴し、昨年惜敗した決勝に勝ち上がった。2点目を決めた川澄主将は「いいボールが来た。流し込むだけだった」と笑った。

 前半15分にロングボールを起点にゴーベル・ヤネズがGKの頭上を抜くシュートで先制。先月に右足首を痛めた大黒柱の澤を温存しても、精度の高いつなぎで中盤を支配して相手の倍以上の18本のシュートを放った。リーグ杯、リーグ戦に続く優勝を狙う川澄は「昨年は悔しい思いをしているので、しっかりとタイトルを獲りたい」と力を込めた。決勝で対戦するチェルシーはなでしこジャパンのエース大儀見が軸。「(大儀見は)味方としては心強いが、相手になったら手ごわい選手。意地のぶつかり合いになる」。視線の先に皇后杯を含めた4冠が見える。

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2013年12月5日のニュース