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磐田 新監督候補に元メキシコ代表監督ラミレス氏が浮上

[ 2013年11月30日 05:30 ]

磐田の新監督候補に浮上した元メキシコ代表監督ラミレス氏

 来季のJ2降格が決まった磐田の新監督候補に元メキシコ代表監督のヘスス・ラミレス氏(56)が浮上した。関係者によると05年U―17W杯で母国メキシコを優勝へと導き、昨年のロンドン五輪で優勝した同国代表の土台を築き上げた育成手腕を高く評価。1年でのJ1復帰と黄金期復活を目指すクラブの方針と一致した。

 磐田は5月末に就任した関塚隆監督(53)に続投要請を行ったが、最終的に来季のチームづくりに対する意見が合わず、今月26日に今季限りでの退任が決定。後任の人選を急いでいた。ラミレス氏は昨年に続き今年8月にも静岡を訪問し、県内各地で指導者講習を行うなど静岡県とも縁が深い。交渉がまとまれば育成のスペシャリストの手腕に名門復活が託されることになる。また新GMとしてオファーを出していた元日本代表で京都監督などを務めた加藤久氏(57)の就任が内定。近日中にも正式発表される。

 ◆ヘスス・ラミレス 1957年4月21日、メキシコ出身の56歳。母国を率いた05年U―17W杯では決勝でブラジルを下し優勝。05~08年はU―15、U―20メキシコ代表の育成も兼任。08年にはメキシコ代表監督を務めた。

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2013年11月30日のニュース