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興梠 ペトロ監督の“天敵”川崎F討ち任せろ!!

[ 2013年11月23日 05:30 ]

J1第32節 浦和―川崎F

(11月23日 埼玉)
 ペトロヴィッチ監督の“天敵”はFW興梠が討つ。勝ち点1差でリーグ2位につける浦和は23日にホームで川崎Fと対戦。浦和がリーグ総得点1位なら川崎Fは同2位で相手には現在リーグ得点王のFW大久保もいる。さらにペトロヴィッチ監督にとって川崎Fは広島時代からリーグ通算13試合で4分け9敗と一度も勝っていないが、チームで今季リーグ戦最多の12得点を挙げる興梠は「打ち合いになると思うし、攻め続けたい」と真っ向勝負による勝利を誓った。

 1試合、勝ち点1が重要になるシーズン終盤は、慎重かつ1点を大事にするサッカーになりがちだが、エースは攻撃的姿勢を重視。自信の言葉には裏付けがある。興梠はナビスコ杯を含めて今季の川崎F戦では3戦3発。「たまたま」と謙遜するが、鹿島に所属した昨年も1試合2得点を挙げた“川崎キラー”だ。終了間際に追いつかれた10日・仙台戦も2得点した。「自分の得点で勝てれば一番」と鼻息は荒い。仙台戦後にはチーム全員で「俺らは引くような(守備的な)チームじゃない。攻め続けよう」と意思統一を図った。残り3試合。今季は何度も逃げ切りに失敗してきたが、同じ過ちは繰り返さない。

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2013年11月23日のニュース