×

12・6運命の抽選!日本 ブラジル、仏、オランダと“死の組”も

[ 2013年11月22日 06:39 ]

 14年W杯ブラジル大会に出場する32チームが出そろった。20日に大陸間プレーオフ第2戦が行われ、ウルグアイが一番最後に出場権を獲得。ホームでヨルダンと0―0で引き分けて2戦合計5―0で勝利し、2大会連続の本大会出場を決めた。1次リーグの組み合わせ抽選は12月6日(日本時間同7日)にブラジル・サルバドルで開催。スポニチでは抽選のポット分けと、日本にとって“天国”と“地獄”の組み分けを予想した。

【W杯ブラジル大会出場国】

 W杯出場の32チームが出そろったことで次の注目は1次リーグ抽選。2大会連続決勝トーナメント進出を目指す日本が入る組が“天国”になるのか“地獄”になるのか。行方を左右するのはフランスになりそうだ。

 まず抽選方法だが、第1ポットの8チームがA~Hの8組に振り分けられ、続いて第2ポットの8チームが抽選でA~Hに決定。基本的に第3ポット、第4ポットも同様に行われる。第1ポットはシードで開催国ブラジルと、10月17日時点のFIFAランクの上位7チームで既に決定。第2~4ポットは地域性などを考慮してFIFAが決定し、抽選直前に発表。前回を踏襲すれば第2ポットはアジアと北中米カリブ海、第3ポットはアフリカと南米、第4ポットは欧州になる。

 ここで問題になるのが第4ポットの欧州の数だ。9チームで1チーム多いため、21日付の英紙インディペンデントは「FIFAランクで欧州最下位(21位)のフランスが(空きが1つある)第3ポットに回るだろう」と予想。第3ポットに入った場合フランスは第4ポットの欧州のどこかと必ず同組となる。組分けの前提として「欧州は3チームが同組にならない。欧州を除く同大陸チームは同組にならない」というルールがあるため、第3ポットのフランス+第4ポットの欧州チームは、自動的に第1ポットは欧州以外=南米チームになる。そこに第2ポットの日本が入れば死の組の完成だ。

 この場合で最悪なのは、第1ポットが開催国で優勝候補筆頭のブラジルで、第4ポットが前回大会準優勝国オランダが入った場合だ。一方で戦いやすいのはシード国で一番FIFAランクが低いスイス、前回大会未勝利のアルジェリア、攻撃力が低いギリシャという組み合わせ。抽選結果が日本の運命を大きく左右することになる。

続きを表示

2013年11月22日のニュース