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ザック監督 柿谷再生へ周囲の選手に“援護”指令

[ 2013年11月8日 06:00 ]

関大との練習試合で華麗なドリブルを見せる柿谷(右)

日本代表欧州遠征メンバー発表

 ザッケローニ監督が1トップの柿谷再生に向け、周囲の選手に対して異例の“援護協力”を要請した。

 7月の東アジア杯で2戦3発とブレークしたもののその後は5戦連続で無得点。指揮官はその要因に連係不足を指摘、周囲に柿谷のプレースタイルを理解するよう求めた。「柿谷はある意味で日本人的ではない。彼は一発でDFラインの裏に抜けるのが好き。そういうタイミングを持っている。チームメートが理解する必要がある」。ボールをつなぎ、細かな連係を加えながら得点を目指すのが日本の特徴。現状では柿谷の動きだしが周囲から見過ごされることが多い。

 この日、C大阪の練習に参加した柿谷は「代表はFC東京戦(10日)が終わってから考えます」と話すにとどめたが周囲からの期待はさらに高まっている。

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2013年11月8日のニュース