ナポリ、ユーベがともに勝利　首位ローマを２差で追走

＜フィオレンティーナ１―２ナポリ＞先制弾を決めたナポリのＦＷカジェホン（左）

セリエＡ第１０節

（10月30日）
　イタリア・セリエＡ第１０節の８試合が３０日に行われ、２位ナポリはアウェーでフィオレンティーナを２―１で下し、首位ローマとの勝ち点差を暫定ながら２に縮めた。３位ユベントスもホームでカターニアに４―０で快勝し、勝ち点差２でローマを追走している。

　ナポリは前半１２分にＦＷカジェホンの得点で先制。同２８分ＦＷロッシのＰＫ弾で追いつかれるが、同３６分ＭＦメルテンスが勝ち越しゴールを挙げると、反撃を許さずに逃げきった。ユベントスは前半２６分ＭＦビダルが先制弾を決めると、同３４分ＭＦピルロの鮮やかなＦＫ弾で、前半２点をリード。後半２１分ＦＷテベスが加点すると、５分後にはＤＦボヌッチが４点目を決めて快勝した。

　不振のＡＣミランはホームでラツィオと１―１で引き分けた。後半９分ＭＦカカーの復帰後初得点で先制するも、同２７分ＤＦチアーニに頭で決められて、追いつかれた。ミランは勝ち点１２の１１位で、首位ローマとな同１５差。

　今季好調のベローナはホームでサンプドリアを２―０で下し、４位インテル・ミラノと同勝ち点の５位浮上。ボローニャはアウェーでカリアリに３―０で快勝し、リボルノとトリノは３―３で引き分け。ジェノアはパルマに１―０で、ウディネーゼはサッスオーロ２―１で下した。

　首位ローマは３１日、開幕１０連勝をかけてホームにキエーボを迎える。