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横浜、大分に辛勝…俊輔がJ1新記録の通算17点目のFK弾

[ 2013年10月27日 17:56 ]

J1第30節 大分0―1横浜

(10月27日 大銀ド)
 横浜は、降格が決定している18位・大分とアウェーで対戦し、1―0と勝利。MF中村のJ1新記録となる通算17点目のFK弾で負けられない一戦を制した。

 勝ち点56の横浜は、26日に広島が勝利したため、勝ち点・得失点差で並び総得点差1で暫定2位。対する大分は、前節アウェー大宮戦で今季2勝目を挙げたものの、いまだホームで勝ちなし。

 前半立ち上がりは、横浜がボールを支配するも、守備を固める大分に苦戦。広島との天王山で決勝点を決めたFW斎藤が鋭いドリブルでのカットインを繰り返すも、決定機を作ることが出来ない。

 しかし、0―0のまま折り返すかと思われた45分、MF中村がエリア右脇からのFKを自ら獲得。角度の無い位置から放たれたシュートがネットに突き刺さり先制。自身Jリーグでは初の2桁得点となる今季10得点目。J1新記録なるFKでの通算17得点目を決めた。

 後半も変わらず、守備意識の高い大分を相手にチャンスを作り出せず。ロスタイムにはDFラインの裏を抜け出したFW藤田がフリーでシュートを放つも、GKに防がれ追加点はならず。
大分は、FW木村が後半32分にエリア外から、同35分にはFKでシュートを放つも90分を通してシュートはこの2本のみ。前半にリードを奪った横浜が、手堅く勝ち点3を手にした。

 横浜は、クラブ新記録となる5試合連続無失点を達成。勝ち点59として、勝ち点56の広島をかわし首位を死守。04年以来9年ぶりの優勝へ大きく前進した。

 大分は、今季ホーム11敗目(4分)。残された今季ホーム戦は、次節11月10日の新潟戦と11月30日の第33節・川崎F戦。残り2試合でホームのサポーターのため、初勝利を目指す。

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2013年10月27日のニュース