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残留争いの湘南、3点差から2点を返すも…4試合連続勝ちなし

[ 2013年10月27日 15:30 ]

J1第30節 新潟3―2湘南

(10月27日 東北電力スタジアム)
 J1リーグは27日、各地で第30節を行い、残留争い中の湘南は敵地で新潟と対戦。0―3の劣勢から2点を返す粘りを見せたが、2―3で敗れて2連敗で4試合連続勝ちなしとなった。

 湘南は韓国代表MF韓国栄(ハン・グギョン=23)を累積警告による出場停止で欠く厳しい状況ながら、4月10日のナビスコ杯・磐田戦で左アキレス腱断裂の重傷を負って長期離脱していたFW古橋達弥(32)がいきなりスタメンで復帰。これまで通り、3―4―3システムで臨んだ。

 試合は、日本代表のザッケローニ監督が視察する中、代表入りを狙う新潟のFW川又堅碁(24)に前半12分、後半18分とPKを2本決められ、27分にはハットトリックとなる今季20ゴール目を押し込まれる厳しい展開。だが、0―3になっても湘南は諦めない。後半32分にMF古林将太(22)の右クロスを主将のMF永木亮太(25)が頭で決めて1点を返すと、同37分には相手のオウンゴールを誘発し、2―3と1点差に迫ったが、あと1点が遠かった。

 ▼湘南・チョウ・キジェ監督 0―3から頑張ったのではなく、ほぼ相手のストロングポイントを消しながら、やれたところもあった。やらずもがなのPKを2本与えてしまったが、90分全部が全部劣っていたわけではなく、勝利の神様が我々に微笑まなかったということ。

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2013年10月27日のニュース