ゴン中山、連敗の日本代表にエール「どう行動に生かすか、に期待」

「Ｍｒ．アデランスコンテスト　グランプリ発表会」に出席し、サッカー日本代表についてコメントする中山雅史氏

　元サッカー日本代表の中山雅史氏（４６）が１６日、都内で行われた「Ｍｒ．アデランスコンテスト　グランプリ発表会」にコンテスト実行委員長として出席。ザックジャパンが欧州遠征で１５日のベラルーシ代表に０―１で敗れ、初の２試合連続の零敗を喫したことについてコメントした。

　試合について聞かれた中山は「もちろん、勝つことに越したことはないけど」と苦笑い。「いろいろな問題が現時点で浮き上がってきていると思うから、それをどう対処していくのか、ということ。（Ｗ杯ブラジル大会）予選突破した時点で、目標はそれぞれの選手が高く語っているけど、そこに行くためには非常に厳しい道ではある。それを言い続け、自分たちが見つめ続け、期待し続けていくことがそれにつながる道になっていくと思う」と力説した。

　さらに「今回のヨーロッパ遠征は２連敗で、多少のショックはあると思うが、それをしっかりと受け止めて、自分たちがどう行動に生かすか。それを期待していきたい」と続け、後輩たちにエールを送った。

　また、イベントの最後には元日本代表の前園真聖氏（３９）の暴行事件についてのコメントを求められたが、「もうテレビでコメントしました」とだけ答え、その場を立ち去った。