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横浜0点ドローで首位陥落も俊輔は前向く「次が大事」

[ 2013年10月6日 06:00 ]

<甲府・横浜>前半、甲府・福田(2)のFKで壁を作る(左から)横浜・兵藤、マルキーニョス、中村、斎藤

J1第28節 横浜0―0甲府

(10月5日 中銀スタ)
 横浜が8月28日の浦和戦以降、守っていた首位から陥落した。甲府の堅い守備を崩せずドローで終了。広島に勝ち点で並ばれ得失点差で順位が入れ替わった。樋口監督は「簡単にはチャンピオンになれないことを実感した」としみじみ語った。

 序盤は劣勢だった。開始1分、2分と立て続けに相手に決定機をつくられた。だが、いずれもGK榎本がファインセーブ。「それで乗っていけた」と後半はリズムを取り戻した。得点にはつながらなかったが、後半24分に藤田が入り1トップから2トップへ変更、同38分にはDFファビオがボランチに初めて入る布陣で戦った。右足を痛めながら奮闘したエース中村は「勝っている時のファビオのボランチ投入もありだと思うし2トップも機能した」と、新たな可能性に前向きに話した。

 これで上位4チームが勝ち点3以内にひしめく大混戦。中村は04年以来の優勝へ(1)決定機での工夫(2)スーパーゴールの必要性(3)ラッキーボーイ誕生の3つを条件に挙げた。19日の首位・広島戦に向け「次が大事」と大一番に気を引き締めた。

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