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大儀見 左膝痛は大丈夫!なでしこ歴代2位の48ゴール狙う

[ 2013年9月21日 06:00 ]

シュート練習をするなでしこジャパンFW大儀見優季

 なでしこジャパンは20日、長崎県諫早市内で22日の親善試合ナイジェリア戦(長崎県立)に向けて調整した。左膝痛の影響で一部別メニューで調整していたFW大儀見優季(26=チェルシー)がフルメニューを消化し、出場の準備が整った。国際Aマッチ通算46得点で歴代3位。得点を上積みし、同2位の元日本代表FW長峯かおり氏(45)の48得点を目指す。

 左膝痛の影響で出遅れていた大儀見だが、この日は男子大学生との実戦練習もこなし、途中からは主力組のFWも務めた。22日は途中出場の可能性が高いが「(相手のマークに)狙われる中で、個人でも得点を取らないといけない」と意欲を燃やす。通算得点では歴代2位(48点)にあと2点。26日の試合も含めれば抜く可能性は十分ある。

 厳しい世界に身を投じた。今夏移籍したチェルシーはおよそプロとは言えないクラブ環境。練習は週3日だけ。学生や他の仕事と兼業の選手もおり「自分を律していかないと成長しない環境」と言う。練習日以外は自主トレに励む。1人での練習には限界もあるが「だからこそ工夫する。試合を細かく想定したり。ドイツの時はフィジカルばかりやっていたけど、技術的なトレーニングもやっています」。サッカーの母国で心身ともに鍛え上げてきた。

 アフリカ勢との対戦は昨年のロンドン五輪での南アフリカ戦以来となるが「(アフリカ勢は)身体能力は高いが考える力はない。日本人の良さでつぶしていければ。ただ、身体能力でも対等にやっていきたい」と強気だ。ガチンコ勝負でアフリカの強豪を打ち砕く。

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2013年9月21日のニュース