×

大前、公式戦3戦連発!清水、ロスタイム劇勝で今季初の3連勝

[ 2013年9月14日 17:01 ]

J1第25節 清水2―1名古屋

(9月14日 アイスタ)
 13位の清水は、8位・名古屋とホームで対戦し2―1で勝利。ドイツ2部デュッセルドルフから期限付き移籍で復帰したFW大前の活躍で今季初のリーグ戦3連勝となった。

 清水は大前、2戦連発中のMF高木俊の両サイドを中心にボールを支配。立ち上がりからペースを握るも、決定機を作るには至らず。名古屋は前半37分、中央で相手をかわしたFWケネディが左足でシュートを放つもバーに弾かれる。

 両者得点を挙げることができず、0―0で前半を折り返した。

 後半立ち上がりは名古屋がペースを握る。1分、MF藤本が上げた右からクロスをケネディが頭で合わせるも、枠を捉えず。すると同7分に待望の先制点を挙げた。CKから、GK櫛引が弾いたボールをケネディが頭で折り返すと、ボールに飛び込んだDF増川が頭で決めた。

 しかし清水もホームの意地を見せる。同14分、左サイドのDF河合がグラウンダーのクロスを入れると、エリア内中央のFWラドンチッチが左足で合わせて同点。その後は、名古屋は22分にFW永井、清水が23分にFW村田と、互いに攻撃のカードを投入し勝ち越しを狙う。

 するとロスタイムに清水に決勝点が生まれる。右サイドをドリブルで攻め上がった村田がクロスを上げると、ファーサイドの大前が合わせた。大前は、天皇杯を含めると公式戦3戦連続のゴールとなった。
 
 また、清水はDF平岡が負傷でMF竹内と交代、名古屋はDF牟田が負傷でDFハーフナー・ニッキと交代。互いに守備陣に負傷者を出す結果となった。

 名古屋は、リーグ戦10戦ぶりの敗戦。公式戦ではJFL長野に敗れた天皇杯2回戦に続いての連敗となった。フィテッセFWハーフナー・マイクの弟、ハーフナー・ニッキがリーグ戦デビューを飾った。

続きを表示

2013年9月14日のニュース