“切り札”美南「チームの中心となって」東京で金を！

２０２０年「東京」五輪決定

　女子サッカーの切り札候補が、日テレのＦＷ田中美南（１９）だ。「まず代表に選ばれることを目標に（チームの）中心となってやれたら。やっぱり金メダルを獲りたい」。

　３月のアルガルベ杯でなでしこデビューを果たし初出場初得点。なでしこリーグでは、ここまで７得点を決め、リーグ２位と急成長している。８月に行われたＵ―１９代表の米国遠征では日テレから自身を含め７人が参加。「７年後を見据え今からやれば、いいチームになる」

　また、ホッフェンハイムのＦＷ岩渕真奈（２０）は、優勝した１１年Ｗ杯ドイツ大会のメンバーで、銀メダルを獲得した昨年のロンドン五輪にも出場し、同世代の先頭を走っている。東京五輪では、プレーだけではなく、精神的支柱として代表をリードしていくことになるだろう。