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4戦ぶり寿人弾実らず 広島、今季初連敗で3位後退

[ 2013年9月1日 06:00 ]

<広島・FC東京>前半、競り合う佐藤(右)と高橋

J1第24節 広島1―2FC東京

(8月31日 Eスタ)
 エースの4試合ぶりゴールも実らなかった。前節に首位から陥落した広島が、FC東京に1―2で惜敗。11年8月以来、森保監督が率いてからは初めてとなるリーグ戦連敗で、3位に後退した。

 千葉のミスから先制を許し、1点のビハインドで迎えた後半17分、右CKから佐藤が「うまく反応できた」と同点弾。その後も速攻からチャンスをつくりながら、パスやシュートの精度を欠いて決めきれず、同36分に痛恨の決勝点を献上した。今季15点目が空砲となったストライカーは「勝ちたい気持ちは出せたが、悔しさしか残らない」と憮然。「自分たちはカウンターがヘタくそ。ゴールを決めるためのイメージを、みんなが持たないと」と課題を口にした。

 5戦全勝の7月から一転、今月は1勝2分け3敗と失速。ただ、0―2で甲府に完敗した前節より内容は良かっただけに「涼しくなって運動量も上がってきている。悲観しすぎる必要はない」と9月反攻へ前を向いた。

 好セーブを見せた日本代表GK西川も「これも1つの経験。これからが大事になる」と連覇へ闘志十分。昨季王者の誇りにかけて、このままズルズルと引き下がる訳にはいかない。

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2013年9月1日のニュース