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代表1トップ争い 柏・工藤“打倒大迫”に闘志

[ 2013年8月31日 06:00 ]

J1第24節 鹿島―柏

(8月31日 カシマ)
 柏の工藤が鹿島戦で大迫との日本代表FW対決を制してチームに置き土産を残す。代表期間中の9月4日に天皇杯2回戦、同7日に横浜とのナビスコ杯準決勝第1戦を控える中、戦列を離れるエースは「自分でゴールを取って勝利に導きたい。結果を出して試合に勝ってチームを乗せてから(代表に)行きたい」と力を込めた。

 ここ9戦負けなし(5勝4分け)で7位につけ、5位・鹿島と勝ち点2差。直接対決に勝てば他カードの結果次第で一気に4位まで浮上する可能性もある。「勝てば相手の上に行ける状況は、これ以上ないモチベーション。本当に勝負強いのか試される」。そこで注目されるのが大迫との対決だ。

 いずれも点取り屋の証である「9」を背負うエース。直接マッチアップするわけではないが、工藤は「前線からの守備が鍵。相手の攻撃陣にボールが入らない守備を徹底し、球際は相当気合が入ると思う」と“配球ライン”分断を意識する。「チームの戦いですけど最終的に彼を上回ることができれば」。代表チームメートをしのぐ輝きを放てば、勝利が近づく。

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2013年8月31日のニュース