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柿谷 グアテマラ戦、セレッソでは森島以来の地元弾決める!!

[ 2013年8月30日 06:00 ]

代表に選出された柿谷と山口(左)は笑顔で取材を受ける

日本代表メンバー23人発表

(8月29日)
 サッカー日本代表は29日、9月6日の親善試合グアテマラ戦と同10日の親善試合ガーナ戦に向けたメンバー23人を発表し、FW柿谷曜一朗(23=C大阪)が順当に選出された。グアテマラ戦の試合会場は、C大阪の本拠地である長居スタジアム。かつてC大阪所属時に長居で代表戦ゴールを決めたのは、目標にする森島寛晃氏(41)のみ。慣れ親しんだピッチで、サクラのエースが大先輩以来となる地元弾を決める。

 青いユニホームを身にまとい、慣れ親しんだピッチに立つ。東アジア杯で得点王に輝き、8月14日のウルグアイ戦でも先発した柿谷が再び代表に選ばれた。グアテマラ戦の舞台はC大阪の本拠地、長居スタジアム。4歳から同クラブの下部組織で育ってきた男が、この状況でテンションが上がらないわけがない。

 「長居は僕らのホーム。(代表戦を長居で迎えるのは)最高やし、セレッソのサポーターもいっぱい来てくれると思う」

 C大阪所属時に長居で代表戦ゴールを挙げたのは森島寛晃氏のみ。97年6月のキリン杯トルコ戦、そして今や伝説となっている02年日韓W杯チュニジア戦での右足弾だけだ。柿谷がこの一戦でゴールを決めれば、憧れの大先輩、森島氏に続くC大阪選手としての地元弾となる。

 激化するサバイバルを勝ち抜くためにも、得点という結果がぜひほしい。欧州組との初競演となったウルグアイ戦は不発。2-4と惨敗を喫し、今回はFW大迫らが新たに加わった。メンバーから外れた豊田(鳥栖)、前田(磐田)、ハーフナー(フィテッセ)も1トップ候補として控えており、まだ定着と呼べる段階には至っていない。

 「(代表入りが)遅れてきた分、まだ知らないことが多い。自分の良さも出さないといけないし、周りとも合わしていかないといけない」。生まれ育った地での戦いに両親らも招待する予定。常連メンバーたちとさらに連係を深め、万全の状態で戦いに挑む。

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2013年8月30日のニュース