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大儀見 大会初ゴール及ばず敗戦も「裏へのボールで起点つくれた」

[ 2013年7月28日 06:00 ]

<韓国・日本>前半、ヘディングで競り合う大儀見(左)

東アジア杯最終戦(女子) 日本1-2韓国

(7月27日 ソウル蚕室)
 なでしこジャパンの絶対的エース大儀見の今大会初ゴールも空砲に終わった。2点ビハインドの後半28分。宮間のミドルシュートの跳ね返りに川澄が反応し、ワンタッチでゴール前の大儀見に落とす。背番号17は迷わず右足を振り抜き、相手DFに当たり戻ってきたボールを再び右足で押し込んだ。10分後には左サイドの安藤に意表を突くロングパス。しかし、安藤のシュートがポストに嫌われ同点機を逸すると、最後まで試合をひっくり返すことはできなかった。

 格下韓国に5年ぶりの敗戦。それでも、15日に誕生日を迎えたばかりの26歳は前を向いた。「きょうの試合は裏へのボールで起点をつくれた。今まで以上に速い攻撃ができた」。1勝1分け1敗の中にも確かな手応えをつかんだ。W杯予選を兼ねた来年5月の女子アジア杯では同じ轍(てつ)は踏まない。

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2013年7月28日のニュース