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英紙記者が占う2年目の香川 モイーズ体制は逆風

[ 2013年7月27日 06:00 ]

国際親善試合 C大阪2―2マンチェスターU

(7月26日 長居)
 世界で最もシビアな視線を持つ英国人プレスは香川の2年目をどう見るか。マンチェスターUを14年間取材する英大手タブロイド紙「ザ・サン」のニール・カスティス記者に聞いてみた。

 「1年目より活躍するかは全く分からない。昨年の彼(香川)は負傷が多くて、ほとんど我々の前で実力を発揮できなかったから」。リーグ戦20試合6得点。地元記者にとって、まだ香川は未知数の存在のようだ。

 ファーガソン監督に代わり今季はモイーズ監督が就任。カスティス氏は「ファーガソンはシンジを獲得した監督なので起用の部分でもサポートしてきた。モイーズは違う。特別扱いされることはないだろう」と、むしろ逆風は吹くだろうと捉えている。

 定位置をつかむために、香川は何をすべきなのか。「攻撃の約束事をしっかり覚えて、スペースへ飛び出す動きをもっと出すしかない。彼が最も力を発揮できるポジションはやはりトップ下。コミュニケーション能力も上げないとね」。最後に「将来、香川はプレミアを代表する選手になれるか」と聞いたら、「可能性は十分にある」と同氏はうなずいた。

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2013年7月27日のニュース