ロナウジーニョ歓喜！アトレチコ・ミネイロ　初の南米制覇

リベルタドーレス杯で優勝し、喜ぶアトレチコ・ミネイロの選手たち

　南米クラブ王者を決めるリベルタドーレス杯決勝第２戦が２４日（日本時間２５日）、ブラジルのベロオリゾンテで行われ、ホームのアトレチコ・ミネイロ（ブラジル）が２試合合計２―２で突入したＰＫ戦を４―３で制し、オリンピア（パラグアイ）を下して、クラブ創設１０５年にして悲願の南米制覇を果たした。第１戦は０―２で敗れていたが、この試合は２―０で勝利し、ＰＫ戦で勝負が決まった。

　前半はＦＷロナウジーニョを軸に好機を築いたＡミネイロが優勢に進めたが、０―０で終了。後半２分、右サイドからのクロスをオリンピアＭＦが空振りしてクリアミスし、こぼれ球をブラジル代表ＦＷジョーが右足で決めてＡミネイロが先制点を挙げた。後半４０分にはオリンピアＤＦマンスールが退場し、Ａミネイロが数的優位に。２分後、ふわりとした右クロスをＤＦレオナルド・シウバが体勢を崩しながらもヘッドで合わせ、土壇場で２試合合計で同点に追いつき、延長戦へともつれ込んだ。

　延長戦では両チームとも無得点に終わり、ＰＫ戦に突入。２人が失敗したオリンピアに対し、Ａミネイロは４人連続で成功した。

　Ａミネイロは１２月にモロッコで行われるトヨタ・クラブＷ杯に出場する。