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J1湘南、宮市弟の来季入団を発表「関わった全ての人に感謝」

[ 2013年7月16日 15:01 ]

湘南入りが発表された中京大中京・宮市剛

 J1湘南は16日、プレミアリーグのアーセナルに所属するFW宮市亮(20)の弟でU―18日本代表FWの宮市剛(18=愛知・中京大中京高3年)の来季加入が内定したことを発表した。

 剛は高校No・1ストライカーの呼び声高い逸材で、5月に湘南の練習に参加した際には1メートル86の高さを生かしたポストプレー、足元の正確な技術などを披露。その姿がチョウ・キジェ監督の目に留まり、高い評価を得たという。複数のJ1クラブが獲得に動いたが、同年代の若手が多く活躍する湘南入りを決断。すでに仮契約を済ませていた。

 剛はクラブ広報を通じて「小さい頃からの夢であったプロサッカー選手になる機会をくださった湘南ベルマーレには、とても感謝しています。できるだけ早く試合に出場し、ベルマーレのために精一杯頑張りたいと思います。自分の特長はタッチの柔らかさと、得点感覚、ゴールに向かう姿勢です。今まで支えてくれた両親、そして関わった全ての人に感謝しています。まだまだ未熟者ですが、よろしくお願いします」とコメント。

 今季J1に復帰した湘南はここまで16試合を戦い、3勝9敗4分けの勝ち点13で16位と低迷しており、剛は即戦力としても期待されている。

 ◆宮市 剛(みやいち・つよし) 1995年(平7)6月1日、愛知県岡崎市生まれの18歳。シルフィードFC―名古屋ジュニアユースを経て、11年に中京大中京高に入学。1年時の全国高校選手権(12年1月)で3得点を挙げ8強入りに貢献した。好きな選手はスウェーデン代表FWイブラヒモビッチ。1メートル86、68キロ。

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2013年7月16日のニュース